達人に聞く!TOEFL®iBT攻略法

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PRESENCE 杉村太郎氏

PRESENCEコーチ陣に聞く!アツイTOEFL対策

ベストセラー『絶対内定』シリーズなどで「就職活動のカリスマ」としても知られる杉村太郎氏が主催する英語学校"PRESENCE(プレゼンス)"が東京・表参道にあります。多くの受講生にTOEFLハイスコア獲得を実現させた3人のコーチ陣に伺ったお話をもとに、TOEFLスコアアップの極意をまとめてみました。元記事はこちら。

TOEIC&TOEFLコーチングスクール PRESENCE
(株)ジャパンビジネスラボのCEOであり『TOEICテスト900点・TOEFLテスト250点への王道』著者でもある杉村太郎氏を中心に2001年設立。高校生から社会人まで幅広い層の受講生を集め、2009年現在で修了者は5,300名を数える。ウェブサイト:http://www.presence.jp/

TOEIC&TOEFLコーチングスクール PRESENCE(株)

① まずは単語・文法・英語脳の基礎力を鍛える。話はそれからだ。

――ご著書『新TOEICテスト900点 新TOEFLテスト100点への王道』によれば、杉村会長は35歳のときに留学されたとのことですね。このときに英語の勉強を本格的に始められたということなんでしょうか。

杉村:そうです。だから、「基礎から入らなければ」というのは、自分自身が本当に思ったことなんです。TOEFLに対してすごい恐怖心があって。「過去問やっても点数が伸びない」と。実際伸びなかった。だから、手っ取り早く点を上げるような解き方攻略法に走りたくなります。でも、急がば回れじゃないけれど、基礎から入ったほうがいいというのは、脳みそではわかっている。そこで基礎から入る勇気があるか。プレゼンスでは、そこをポンと押してあげる。「基礎からでいいんだよ、これが一番近道だよ」と。

自学自習しても最初は伸びます。スピーキングは最初0点だったら、練習すれば7~8点は取れるし、14点ぐらいまでは何とか伸びる。でも、14点取ったところで何の意味もない。その点数で意味がない。しっかり英語脳を作って、リーディングやリスニングでちゃんと高得点をとらないと。逆に、リーディングやリスニングでちゃんと点が取れていれば、スピーキングの勉強を何もしていなくても、いきなり15点くらい取れる。そのあとでスピーキングを勉強すれば、23~24点取れるようになる。学習には順番があるのです。

山田:スポーツと同じです。本当に。基礎が大事、身体作りが大事と。

杉村:野球で例えるなら、守備をしっかり練習していないのにサインプレーの練習をしたってしょうがないし(笑)、バント練習をしてない選手に、いきなりセーフティーバントのサインを出したってうまく行くハズがない。

栗原:基礎→実践→本番前の調整みたいな流れですね。

――単語、文法、英語脳については、学習の順番はありますか。

図1

杉村:微妙に異なりますね。文法の本を読むのに単語をほとんど知らなければ、読めないんですね。文法を始める前に、最低限必要な単語を覚えておく必要はある。なので、ぜひ押し入れから『英単語ターゲット1900』を引っ張り出してください。なければ本屋さんへ(笑)。

――ご紹介ありがとうございます(笑)。

杉村:―というように、最低限のことをやっておかないとレバレッジが効きません。だけどよくありがちなのは、同時にいくつもやるのは苦手だからまず一つだけのことを終わらせようとする。そうしていつまでも単語ばかりやっていると、まったく英語脳が鍛えられない。どうやったら鍛えられるかというと、しかるべき方法でこれをある程度の期間、継続する必要がある。脳細胞の細胞分裂の期間が必要なんです。最低でも3か月はほしい。

単語はバッチリやりました。文法も、高校の英語の先生みたいなレベルになりました。で、いきなりリスニングやったらできるかといったら、全然できないですよ。単語と文法を毎日10時間やったからといって、英語は聞こえないと思います。何故かというと、英語脳に細胞分裂していないから。高校の英語の先生みたいな頭になると、英語を見ると日本語訳する癖がついてしまう。こうなってしまうと、英語脳を鍛えようと思ってもなかなかできない。そのある種の"反射"をはずすのにも時間がかかってしまので、英語脳の学習も早めにスタートさせたいですね。そのためにも、最低限の単語は必要。それに最低限の文法を知らないと、お経を聞いているみたいになってしまう。耳が慣れるという価値はゼロではないけれど、レバレッジを効かせることを考えると、単語をある程度やったら文法も、文法をある程度やったら英語脳も、という順番で学習を進めていくほうがいいですね。プレゼンスでは、この順序を絶妙のタイミングを狙って提示していきます。この辺のさじ加減を自学自習で行うのは、かなり難しいと思う。

――まるでスポーツトレーナーのようですね。

山田:そうですね。TOEFLは地道な反復トレーニングができる人でないと、高得点は取れませんよ。

――野球で例えると、素振りとフリーバッティングと実戦形式の打撃練習を、始める時期は違っても、常に並行して練習していかないと試合では打てない、みたいなことですね。

杉村:そうですね。なので、ある程度全体的なレベルが上がってくるに従って覚える単語のレベルも上げていく。それに合わせて、文法の学習レベルも上げていきます。そうすると、どこかのタイミングで文法を90%くらい覚えましたときには、相当レベルが上がっていると思います。でも、10%でもあやふやなものがあるうちは、英語脳があるレベル以上に達することはありえません。なので、文法を完璧にしましょうということは、高校で習うことは遙かに超えるレベルを身につけましょうということです。これから大学院へ通うんですから。

杉村 太郎(すぎむら・たろう)杉村 太郎(すぎむら・たろう)(株) ジャパンビジネスラボ代表取締役会長、我究館会長、プレゼンス会長。慶應義塾大学理工学部卒、ハーバード大学ケネディ行政大学院卒。住友商事在職中の 1990年に歌手ユニット「シャインズ」を結成してCDデビューし話題に。1992年にジャパンビジネスラボおよび我究館を設立。2001年に自身の英語学習ノウハウを体系化し、プレゼンスを設立。現在もコーチとして教壇に立つ。信条は「新しい時代を作る。やるなら世界一」。



栗原 聡(くりはら・さとし)栗原 聡(くりはら・さとし)プレゼンスコーチ。大学卒業後、IT系ベンチャー企業でのコンサルティング営業、ニュージーランドでのボランティア活動、外資系人材会社などの経験を経てジャパンビジネスラボに入社。現在はコーチとして TOEIC/TOEFL/英会話の全コースを担当する傍ら、カリキュラムの整備を担当。受講生の特性・状態を見抜き、個々人に適応したコーチングに定評がある。



山田 麻貴子(やまだ・まきこ)山田 麻貴子(やまだ・まきこ)プレゼンスコーチ。大学卒業後に客室乗務員として日本航空に入社。その後、ケーブルテレビ局での番組制作職やスポーツ紙での記者経験を経てジャパンビジネスラボに入社。「英語習得はあらゆる物事の達成に通ずる」をモットーに、学生時代から培った高い英語力を生かしてコーチングに参画。現在、 TOEIC/TOEFL/英会話の全コースを担当。厳しさと優しさの両面から受講生を牽引している。また通信教育全コースの企画・運営、英語力向上のためのメソッド開発を行っている。



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